宝くじの神棚
福岡県柳川市遊び心と伝統技法で生まれた神棚
古賀神棚店は創業100年近くの老舗神棚店。
2代目神具師、古賀国昭さんは神棚を作り続けて50余年、神棚の産地柳川で、伝統技法を受け継ぎ、守り続けています。
神棚には伊勢型・太宰府型・出雲型があり古賀神棚店では、お客様のご要望に合わせ、オーダーの製作もされ、木材は全てヒノキを使用しています。
江戸時代に仏壇作りの木地師が神棚を作ったのが始まりとされ、全国で有数な家具の産地である
大川地区から良質な材料を入手しやすい立地条件と高い技術で、柳川は九州地方を賄うほどの産地となります。
店主古賀さんのアイデアから生まれた「宝くじ入れ神棚」は買った宝くじをなくさないためにと、遊び心から作られました。ヒノキの美しい木目、香り、そして仏壇作りの技法が各所に使われ素朴さの中に荘厳な趣が感じられます。
昨今、ライフスタイルの変化により、神棚を自宅に置く機会が少なくなってきていますが、神棚を設置することがその土地に根差した神様と人の架け橋となり、家族の安全、繁栄を願い、絆を深めるという側面もあります。