山中漆器

yamanaka lacqueware

現代に馴染む古典的フォルム

石川県山中市

50年以上前に作られた汁椀を元に、
現代の生活空間に溶け込むようリデザインされた喜八のフリーボウル。

素材は厳選された国産の栃の木。

十千(トチ)=万とし実が多いことからこの漢字があてられたと言われています。
湿度のある肥沃な土壌に分布し、真っ直ぐ伸びず変化に富み、初夏には多くの花をつけ山を彩ります。

乾燥が進むと割れやすい木質を持つ栃を卓越した轆轤技術により挽かれ、ツヤ消漆を刷毛で塗り上げ、使い込むほどに経年変化がみられます。

口当たりが良く手に馴染む形で、その名の通り様々な料理の器として愉しめる逸品です。